長野県軽井沢署が夏の治安対策で旧道臨時警備派出所を開設

長野県軽井沢署が夏の治安対策で旧道臨時警備派出所を開設夏の避暑シーズンにおける治安対策として、長野県軽井沢署は8月28日まで、旧軽井沢銀座通り入り口に旧道臨時警備派出所を開設している。

開設初日の7月16日に式典があり、世界ジュニアカーリング選手権大会で女子世界一になった「SC軽井沢クラブ」所属の日本代表選手・山本冴さん、上野美優さん、上野結生さんが一日警察署長に就任。警察官の制服姿で渡邉禎治署長から委嘱状を受け取り、署員の通常点検や車両点検などに従事した。その後、3人は「旧軽臨時交番」と書かれた看板を設置し(写真)、観光客らに「ルールとマナーをお互いが守り、世界一安全・安心な軽井沢町にしましょう」などと呼び掛け。署員や県警音楽隊・カラーガード隊、軽井沢町防犯組合連合会、軽井沢交通安全協会の職員と一緒に旧軽井沢銀座通りをパレードし、沿道に向けて特殊詐欺や交通事故の被害防止を訴えた。

3人は犯罪被害者支援のための募金活動にも取り組み、活動を終えた上野さんは「小さいころから警察官に憧れていた。一日警察署長として通常点検や臨時警備派出所の開所式などに参加できて光栄です。引き続きカーリングで世界一になれるよう頑張りたい」と話していた。