岩手県岩手署で被害者支援講話を署員が聴講
岩手県岩手署は(公社)いわて被害者支援センター専務理事の大澤文男氏による被害者支援講話を実施し、署員31人が聴講した(写真)。
「民間団体による被害者支援」と題した講話で、大澤氏は電話相談や経済的支援、直接面接等の具体的な支援方法を紹介するとともに、これまでの活動事例を交えながら、被害者の心に寄り添った支援の必要性について語った。署員は講話に熱心に耳を傾けながら、民間団体による被害者支援への理解を深めるとともに、犯罪捜査や被害者支援に携わる警察官が担っている役割の重要性を再認識していた。
講話後、署員からは「被害者支援センターの具体的な活動内容を知ることができ、警察、民間団体による緊密な連携の必要性を感じた」「捜査に重点を置くあまり被害者対応が後手に回らないよう、被害者の心情に寄り添った対応が求められていることを再認識した」「被害者に対する『最初の一言』が重要で、心のこもった言葉遣いが重要であるということが非常に勉強になった」との感想が寄せられるなど、効果的な教養となった。