神奈川県警では交通死亡事故抑止へ緊急対策

 神奈川県警では交通死亡事故抑止へ緊急対策神奈川県警は、県内の交通事故死者数が高水準で推移していることから、死亡事故の抑止対策に全力を挙げている。11月は緊急対策として、交通指導・取締りやレッド警戒による街頭啓発、広報キャンペーンなどを展開した。

県警によると、県内での交通事故死者数は今年10月末現在で112人。上半期は大きく減らしていた死者数が、下半期に入ってハイペースで増加。11月に入り一時は全国ワースト1の状況にあったが、各種対策により、11月24日時点では全国ワースト2の121人(昨年同期比1人増)となっている。

こうした情勢を踏まえ、県警は交通事故死者がワースト1であることを県民に周知する啓発ポスター(写真)を作製。ドライバーに交通ルールの順守や速度超過の危険性を訴え、歩行者に対する安全運転を心掛けるよう注意を促している。