大阪・京橋地区の鉄道高架下4カ所に壁画アートが誕生

大阪・京橋地区の鉄道高架下4カ所に壁画アートが誕生大阪府都島署が管轄する京橋地区の鉄道高架下の壁面4カ所に、虹色の鯨やジンベイザメ、アニメのキャラクターなどが色鮮やかに描かれた壁画が誕生した。

昼間でも薄暗く、ごみのポイ捨てや放置自転車が多かった高架下の環境改善策として、同署が壁画アートを企画。地元の商店会連絡協議会や専門学校などの賛同・協力を得て実現した。「まちを明るくすることにより人々の規範意識を高め、犯罪抑止につなげたい」との考えという。

壁画の大きさは、最大のもので高さ約4.5メートル×幅約14メートル。プロのアーティストや学生ボランティア約30人が参加し、9月中旬から約1カ月かけて4作品を完成させた(写真)。商店会の会員も出来栄えに満足しており「薄暗かった高架下が明るくなった。ポイ捨て等が減り、人々が多く集うのを期待しています」。商店会として「京橋に遊びに来た人が安心して楽しめるまちづくりに取り組みます」と意欲的に話した。