岩手県盛岡西署が「防犯すごろく」を作製

 岩手県盛岡西署が「防犯すごろく」を作製新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅で過ごす時間が長くなっていることから、岩手県盛岡西署と盛岡西地区少年警察ボランティア協会は、家にいる時間を利用して防犯意識を高められる低年齢層向け「防犯すごろく」(写真)を作製した。8月から、管内の保育園や幼稚園などで防犯教室を実施した際に配布している。

盛岡西地区少年警察ボランティア協会公認キャラクター「もりにしくん」の家をスタートし、県内最高峰の「岩手山」のゴールを目指す。途中に同署はじめ、管内の名所が配置されており、「ちいきの人に、おおきなこえであいさつができた。3つすすむ」「いえのかぎをかけわすれそうになった。1かいやすみ」などのマスが存在する。遊びを通じて、非行・誘拐被害防止、危険箇所が学べるのが特長だ。

すごろくは、A3サイズの厚紙で製作。警察官のイラストが描かれた駒やサイコロは切り取って使用する。同署は「親子で一緒に作成しながら楽しく学んで」としている。