長野県中野署で詐欺被害防止アドバイザーのイラスト入り啓発チラシ配布

 長野県中野署で詐欺被害防止アドバイザーのイラスト入り啓発チラシ配布長野県中野署は特殊詐欺被害防止啓発活動の一環で「キャッシュカード渡すな!危険!」と大書した啓発チラシを作った。今後、管内新聞販売店6店舗を通じて各世帯に届ける。

チラシには、元長野県警の警察官で同署特殊詐欺被害防止アドバイザーの酒井信之さん(93)をイメージキャラクターとしたイラストを挿入。昨年県内のキャッシュカード対象の詐欺被害額は約1億円にのぼり、チラシでは酒井さんのキャラクターが「犯人は、警察官や銀行協会、百貨店の職員のふりをして『キャッシュカードを不正利用されているので交換する必要がある』とウソをつきます」と詐欺手口を紹介し「いくら人が良さそうな人が自宅に来ても、キャッシュカードは渡しちゃダメです」と呼び掛けている(写真)。

3月5日、酒井さんと後藤芳之署長(3月10日付退職)が管内の新聞販売店を訪問し、チラシの配布依頼を行った。配布枚数は計約1万5,000枚にのぼる。