佐賀県武雄署で塗り絵を通じた防犯指導

 佐賀県武雄署で塗り絵を通じた防犯指導佐賀県武雄署はこの春に小学校に入学する武雄市内の幼稚園・保育園の園児に対し、塗り絵を通じた防犯指導を行った。

塗り絵の内容は、犯罪被害に遭わないよう防犯行動を促す「いかのおすし」のオリジナルバージョン(写真)。市内幼稚園の木須彩華先生が、子供たちにより親しみやすい形で防犯意識を高めてもらおうと制作し、同署生活安全係の担当者が「一方的な指導ではなく、塗り絵を使って自ら防犯を考えてもらおう」と取組みを企画した。園児が完成させたカラフルな塗り絵は、一度署に提出してもらったうえで、防犯グッズを添えて本人に返却した。

署長感謝状を受け取った木須先生は「子供たちは塗り絵からいろいろな言葉を覚えてくれる。危ない目に遭いそうになったときに思い出してくれれば」と期待を込めて話した。