大阪府曽根崎署で防犯マスクスタンド作る

 大阪府曽根崎署で防犯マスクスタンド作る新型コロナの感染予防に努めながら、子供安全と特殊詐欺被害防止を呼び掛けようと、大阪府曽根崎署は曽根崎防犯協会と協力して防犯マスクスタンドを製作し(写真)、管内の2小学校と地域の高齢者に贈呈した。

マスクスタンドは2種類あり、製作数は子供安全用が1,200セット、特殊詐欺被害防止用が2,300セット。8月24日、大阪市立菅北小学校に270セット、同市立扇町小学校に615セット、 管内の高齢者用として菅北福祉センターに350セットがそれぞれ贈呈された。

子供安全用には犬のキャラクターが描かれ、「知らない人には近づかない」「思い出そう5つの約束」の文言も記載。特殊詐欺被害防止用は府警マスコット「フーくん、ケイちゃん」が「特殊詐欺にご用心」「大丈夫ですか?その電話」と呼び掛けるデザインになっている。

菅北小の教頭からは「マスクスタンドを活用し、子供たちが安心して学校生活を送れるように防犯指導したい」、扇町小の校長からは「5つの約束を教員からも指導し、子供たちを犯罪から守りたい」、高齢者からは「不審な電話に騙されないように気を付けたい」などの反響があった。同署は今後、他の福祉会館でも高齢者向けの配布を予定している。