富山県中央署の奥田交番が襲撃対策施して竣工

 富山県中央署の奥田交番が襲撃対策施して竣工富山県富山中央署の奥田交番が竣工し(写真)、3月28日から業務を開始した。

一昨年6月に発生した襲撃事件の後、建て替え工事が進められていた。新交番は鉄骨2階建て(延べ約130平方メートル)で、県警のモデル交番として来訪者のエリアと警察官(事務室)のエリアを、窓やドアが付いたカウンターで分離。事務室への侵入や警察官への襲撃を防ぐため、防犯ガラスやフェンス、センサーライト、車両の突入防止のためのガードパイプを設置している。安全対策を強化する一方で、プライバシーに配慮した相談室を設けるとともに、車いす利用者のためにバリアフリー化を施すなどして来訪者の利便性を高めた。