熊本県警で大学生ボランティアのサイバーパトロール
熊本県警が支援する大学生サイバー防犯ボランティア「KC3」は新型コロナウイルスをめぐるインターネット上のデマ情報拡散防止を目的としたサイバーパトロールを実施した。
数人の大学生ボランティアが参加し、大学内のパソコンルームで会員制交流サイト(SNS)の内容を重点的にチェック(写真)。「ウイルスは生物兵器」「ウイルスが蔓延するのは5月ころ」「東京オリンピック中止」などといった根拠のない真偽不明の書き込み36件が確認された。
「KC3」は、平成28年に発生した熊本地震の際に、「ライオンが逃げた」というデマ情報の拡散防止に努めたほか、他県での大規模地震発生の際にもデマ情報に関するSNS監視活動を継続し、悪質なデマ情報に惑わされないよう注意喚起を行っている。