千葉県四街道署で児童の交通安全対策「止まってくれてありがとう!」を推進

 千葉県四街道署で児童の交通安全対策「止まってくれてありがとう!」を推進千葉県警で推進している「ゼブラ・ストップ作戦」の取組強化のため、四街道署は、横断歩道の手前で止まってくれた車両に、歩行者が感謝の気持ちを表す「止まってくれてありがとう! in四街道」と銘打った対策に取り組んでいる。歩行者が「ありがとう」のお礼とお辞儀で感謝の気持ちを伝え、ドライバーの「思いやり運転」を促す。双方にとって気持ちの良い交通環境を醸成することが目的だ。さきごろ、JAFが発表した調査によると、信号機のない横断歩道で一時停止する車両の割合は全国平均で8.6%。一般的に9割以上の車両が停止していないことになる。

同署では4月の新学期をとらえ、管内の小学生児童に信号機のない横断歩道の渡り方を指導(写真)。横断歩道の手前で停止した車両に

  • 「ありがとうございます」とお礼を言いお辞儀をする
  • 左右の安全確認後手をあげて横断する
  • 渡り終えたら再度お辞儀をしてお礼を言う

ように呼び掛けた。

現在、2カ所の横断歩道で対策を試験的に行っている。今後、毎月1回の頻度で一時停止する車両を調査し、結果を検証する。