「和歌山県飲酒運転の根絶に関する条例」が可決・成立

和歌山県警の働き掛けで、2月の県議会で「和歌山県飲酒運転の根絶に関する条例」が可決・成立し、3月13日付で公布、4月1日から施行されることとなった。条例は飲酒運転の根絶に向けた県民の規範意識向上と常習運転者対策の徹底を目的としている。

条例では、常習運転者対策に着目したアルコール依存症に関する受診義務(再犯者への受診命令を含む)、県民総ぐるみで飲酒運転を抑止する飲食店営業者等関連事業者の取組み、実効性を担保するための公安委員会による飲食店営業者への監督権限及び知事権限による罰則(5万円以下の過料)がそれぞれ規定されている。