徳島県警察学校の初任科生が交通安全祈願のミサンガ製作

 徳島県警察学校の初任科生が交通安全祈願のミサンガ製作徳島県警察学校の初任科第151期長期生22人は10月21日、同校に隣接する障害者支援施設の収穫感謝祭にボランティアで参加し、手作りした交通安全祈願ミサンガ(写真)を配り、交通事故防止を呼び掛けた。

収穫感謝祭は、施設入所者が近隣住民との交流を、社会復帰の一助にしようとする目的で開かれている。ボランティア活動員として参加した学生たちは、入所者が栽培・収穫した米で餅を作ったり、販売を手伝ったりして入所者や地域住民と交流。この日にあわせ、ミサンガは2週間前から製作を開始し、反射素材の糸を織り込んで作った約100本を、参加者に配布した。

学生は「入所者との触れ合いで、障害や福祉について理解することができた」「ミサンガ作りは時間がかかり大変だったが、これで一件でも事故が減ってくれればうれしい」と話していた。