岩手県千厩署・大沼署長が作詞作曲の「交通安全の歌」イベントで披露

 岩手県千厩署・大沼署長が作詞作曲の「交通安全の歌」イベントで披露岩手県千厩署の大沼淳司署長が作詞作曲した「交通安全の歌」が、地元開催の祭りや各種イベントなどで披露され、管内住民に広く交通事故防止を呼び掛けている。

交通安全の歌は、大沼署長が管内の駐在所勤務員だった昭和63年当時に「地域の子供を交通事故から守りたい」との思いから制作した。今年、管内では死亡事故が連続発生する厳しい交通情勢にあることから、交通安全について関心を持ってもらおうと、曲を現代風にアレンジ。明るく楽しい曲調で、「交通事故にあわないように 3つの約束守りましょう」「右側を歩きます 飛び出しはしません 道路では遊びません」「交通安全1・2・3」と、子供から大人までが覚えやすいフレーズで、事故に遭わないための大切なポイントが盛り込まれているのが特徴だ。

この歌を広く浸透させようと、大沼署長以下署員4人でバンドチーム「Senmaya Safety Sounds」を結成(写真)。CDも製作し、管内の幼稚園や保育園に配布したほか、地元ラジオ局にも提供して番組内での放送を呼び掛けた。

視聴した市民からは「交通安全について分かりやすい内容」「幼稚園で子供たちに歌わせたい」と好評で、同署は「歌を通じて交通安全に関心を持ってもらい、交通事故抑止につなげたい」と期待を寄せている。