熊本県八代署員が地元マラソン大会で快走
熊本県八代署の署員20人が、「第13回氷川町梨マラソン大会」にランナーとして出場し、秋晴れのなか、犯罪防止の啓発たすきを掛けて管内を快走した(写真)。
大会は「一人、一人の出会いを大切にしたい」がテーマで、三つのコース(3㎞・5㎞・10㎞)を設定。氷川町名産の「吉野梨」が一番おいしい季節に、県内外から集まった老若男女約1,800人がたわわに実った果実を眺めながら“フルーツロード”を駆け抜けた。
啓発たすきには「いかのおすし」「カギかけ声かけ心がけ」「振り込め詐欺等に注意」などの喚起文が記載され、署員が安全安心を呼び掛けながら通過すると、沿道から「こん人は警察官ばい。あたも頑張ってはいよ」と熊本弁の声援が飛んだ。色とりどりのたすきをつけた署員の快走は防犯意識の醸成だけでなく、警察と地域住民との距離を縮める機会となった。