栃木県警察学校が小中学生対象に一日体験入校
栃木県警察学校は、次世代を担う小中学生を対象とした「とちぎ子どもの未来創造大学」(教育委員会主催)講座の一つとして、警察学校一日体験入学を実施した。県内の小学5年生から中学3年生までの児童・生徒30人が参加した。
参加者は警察学校や警察業務の説明を受けるとともに、機動隊員によるレンジャー訓練、特殊車両や県警ヘリ「なんたい」を見学。その後、初任科生と模擬家屋での指紋・足跡採取などの捜査活動、実習交番での110番通報要領や(写真)、地理教示等の地域警察活動などを体験した。
昼食で参加者自らが配膳したカレーライスを食べた後には、術科特別訓練員による柔剣道演武を見学した。終了後、参加者からは「将来警察官になりたい」、保護者からも「みんなが親切で感動した」などの声が。体験入学の補助に当たった初任科生も「市民と触れ合う機会に恵まれ勉強になった。今後も努力して立派な警察官になる」と決意していた。