静岡県警察学校で激論交わすディベート教養

静岡県警察学校で激論交わすディベート教養静岡県警察学校は初任科生(短期課程第95期生)のコミュニケーション能力の向上に向け、ディベート教養を行った(写真)。

66人が参加。3~4人のグループが「交番制度を廃止すべきである」などのテーマごとに肯定側、否定側、第三者(ジャッジ・観客)に分かれ、制限時間内に第三者を説得する形で論議する。どちらの弁論に納得できたかによって、最終的な勝敗をジャッジした。

学生の多くが「対話でのコミュニケーションが苦手」と自覚しており、ディベート本番では調査内容を半分も伝えることができずに四苦八苦する者や、第三者を何とか納得させようと必死に弁論する者が見られ、白熱した展開となった。感想も「相手の意見を即座に理解し、矛盾点を見つけて反論することの難しさを感じた」「テーマに関連する法律や統計資料を収集したため、相手や第三者を説得することができた」とさまざまで、同校は今後もディベート教養を継続し、学生の能力向上を図る。