三重県いなべ署で防犯・交通安全ソング「こころの扉」を披露
三重県いなべ署は管内高齢者が集まる交流会で、地元住民が作詞し、東藤原駐在所員が趣味のピアノを生かして作曲した防犯・交通安全ソング「こころの扉」を披露した(写真)。
歌は3番まであり、空き巣、特殊詐欺、交通安全がテーマ。曲名の「こころの扉」には「自分の心と向き合い、冷静になって、犯罪や交通事故から身を守ろう」との意味が込められている。「オレオレ詐欺だよ 気をつけろ/弱みにつけこむ 悪いやつ」などの分かりやすい歌詞と、ゆったりとしたテンポだがリズム感のある曲調が特徴で、聴いた人の記憶に残りやすい。
3月から管内の高齢者の集まりなどで、高齢者にマイクを渡して全員で歌っている。同署は「犯罪は警察だけでは防げない。住民が楽しく歌って、防犯の意識を高めてほしい」と防犯効果に期待を寄せる。