大阪府警で「児童虐待事案判断チェック票」を改定
大阪府警は、昨年6月から府内全署で運用している「児童虐待事案判断チェック票」の内容を改定し、今年6月から新たに運用を開始した。チェック票は児童虐待の事例を分析し、自動判定機能を付加したリスクアセスメントツール。改定版では、さらに約2,000事例からリスク要因を抽出し、年齢や置かれた状況から児童が受ける影響を分析している。
チェック票は、現場の警察官が児童虐待事案対応時に覚知した状況をパソコン上で入力すると、児童の年齢や学職、行為の内容、家庭環境、行政機関の対応状況などを総合的に判定する(写真)。