「パンの博覧会」で福岡県田川署が詐欺防止や警察官募集の広報活動
福岡県田川署は管内川崎町が主催する「第7回かわさきパン博」で、警察官採用勧奨活動と広報啓発活動に取り組んだ。イベント2会場となった川崎町中央体育館と町民会館をつなぐメーンストリートにブースを設置。採用試験の受験申し込みを受け付けたほか、特殊詐欺やリベンジポルノの被害防止、交通安全などを呼び掛けた。「パンの博覧会で町おこしを」と、平成24年に始まったパン博は県内のパン屋が集う、女性に人気のイベント。開店の午前11時の時点で100㍍の列ができる盛況ぶりで、今年は約2万5,000人の来場があったという。署員16人と本部生活安全総務課員3人は署マスコットの「たかちゃん」とともに、啓発・採用募集チラシなどを配布(写真)。「迷惑電話防止機能付き電話機」をブースに置き、署員が「母の日のプレゼントとして贈りませんか」と呼び掛けると、体験者から「このような電話機があることを初めて知った。自分でもほしいし、実家にも贈りたい」との反響もあった。警察各部門の業務内容ややりがいの説明を受け、その場で採用試験の受験を申し込む若者の姿も見られた。