神奈川県藤沢署の社会科見学が地元小学生から好評
神奈川県藤沢署は新型コロナウイルス感染症の感染状況を見極めながら、地元小学校から3年生の社会科見学を受け入れている。1日当たり100人前後の児童が訪れ、署内各課が警察の仕事を身近に感じてもらえるように工夫を凝らして設置したブースを、グループごとに見て回っている。
昨年は、感染状況が収まっていた11月以降に3校を受け入れ、うち2校から見学に関する感想と謝意が書かれた全員分の寄せ書きがこのほど、署に届いた(写真)。そのなかには、実際の警察官の仕事ぶりを見て「警察官になりたい」と書かれたものも多かったという。
県警の新規採用者を対象としたアンケートによると、警察官採用試験を受けるに当たって一番影響を受けた事柄は、業務説明会やインターンシップだったという。将来的な“警察官の卵”を確保すべく、同署は今後も小学校とのふれあい活動を積極的に推進していく。