富山県警が広域技能指導官講師のオンライン研修会を開催
富山県警は少年警察補導員等少年補導職員の専門性を生かした少年サポートセンターの効果的な運用を図るために、福岡県警本部少年課の安永智美課長補佐(警察庁指定広域技能指導官)を講師に、オンライン形式での研修会を開催した。
安永補佐は講演で「少年サポートセンターは多機関連携の基軸役で、活動の主眼である予防教育は脅かし教育ではなく、琴線に触れる『心のゆさぶり』が必要である」と強調。性被害児童への供述支援では「話さない」から「話せない」へと視点を変え、「話す(供述)」ために勇気づけをするなどと、少年補導職員業務の方向性について示した。少年サポートセンターの児童相談所等多機関同居のメリットについても、即時性のある適切な支援が可能であることなどを説明した。