神奈川県警が不二家と特殊詐欺撲滅対策を開始

 神奈川県警が不二家と特殊詐欺撲滅対策を開始神奈川県警は洋菓子販売やレストランを手掛ける「不二家」と協力し、特殊詐欺撲滅対策を開始した。県内20店舗で、不二家の看板娘「ペコちゃん」の立像に、詐欺犯が使う文言などが書かれたプラカードを掛け、高齢者など来店客に注意を呼び掛ける(写真)。

プラカードの文言では「お金が必要、用意して」「キャッシュカードを預かります」「ATMで医療費を還付します」という電話は「詐欺」であると強調。掲出期間は1カ月ほどで、本部生活安全総務課の菅健司犯罪抑止対策室長は「詐欺のことを知っていて被害に遭っている人がほとんど。ペコちゃんのプラカードで詐欺防止の内容を繰り返し伝え、被害を減らしたい」と話している。