沖縄県警察学校の初任科生が学校前で反射材・チラシを配布

 沖縄県警察学校の初任科生が学校前で反射材・チラシを配布沖縄県警察学校の正門交番前で12月上旬、初任科生が3日間にわたって反射材や交通安全チラシを配った(写真)。

同校は、うるま市石川岳ふもとの集落から離れた場所に位置し、正門交番前の市道(警察学校通り)は終日往来がまばら。取組みは交通安全対策活動の訓練の一環で、早朝や日没後の暗い時間帯に犬の散歩やウオーキングなどで定時通行する歩行者に交通事故防止を呼び掛けた。

反射材とチラシを受け取った市民は「暗い時間帯で実は不安だったので、ありがたい」と述べ、配布翌日には反射材を装着して歩行している姿が見られたという。活動に取り組んだ初任科生(長期課程第40期)は「じかに市民と接し『ありがとう』と言われ『警察官の仕事をしている』という実感があり良かった」「実際に自分たちが配布したものを市民に活用してもらえてうれしい」と、市民の警察官に対する期待と信頼を感じていた。