山口県美祢署が演歌歌手・入山アキ子さんに詐欺被害防止の広報を依頼

山口県美祢署は美祢市出身の演歌歌手で平成22年から美祢市ふるさと交流大使を務める入山アキ子さん（49）に、特殊詐欺被害防止の広報活動への協力を要請した（写真）。

市内高齢者福祉施設への慰問や地域の祭りなどで活動し、市民の知名度が高いことから、入山さんに白羽の矢が立てられた。署長室で協力要請書を手渡した竹内署長が、詐欺の発生状況や被害者が騙されるキーワードを紹介し「詐欺のキーワードを知らせて被害防止を呼び掛けてください」と要請。入山さんは「皆さんの安全安心を守るため、全力で取り組みたい」と意気込みを語った。

入山さんは、要請翌日から広報活動を開始。夏祭り会場での歌謡ショーで「詐欺の電話やはがきがあったら『１に家族、２に警察、３に入山アキ子の事務所』に相談してください」とユーモアを交えながらキーワードを周知し、被害防止を訴えた。