神奈川県警が豆をまいて詐欺被害防止のキャンペーン
神奈川県警は保育園児と協力した特殊詐欺防止の啓発キャンペーンをJR横浜駅中央改札(東西自由通路)で実施した(写真)。
戸部署管内に所在する「グリーンポート桜木町保育園」の年長園児15人が参加し、節分の豆をまきながら「サギは外、福は内」と掛け声を上げた。
県警によると、80~90歳代の詐欺被害が増えており、自身の息子・娘、金融機関の窓口職員らのアドバイスを聞かないことが多いという。そこで、孫・ひ孫世代にあたる園児から注意を促してもらおうと企画。かわいらしい園児の登場に、多くの高齢者が足を止めた。園児全員で「おじいちゃん、おばあちゃん、詐欺に気をつけて、いつまでも元気に長生きしてね」と元気よく声を揃え、警察官やボランティアと一緒に個包装された豆を配った。