福井県警で振り込め詐欺撲滅の川柳コンクール開く

 福井県警で振り込め詐欺撲滅の川柳コンクール開く福井県警と第一生命保険福井支社が共催する「ふくい振り込め詐欺撲滅川柳」の第2回コンクールがあり、県民も参加した一般投票による最終審査の結果、「一般の部」「U-18の部」の各大賞1作品、入賞5作品が決定。1月20日に表彰式が開かれた(写真)。

今回から、高齢者から見て子や孫世代に当たる若い世代にも特殊詐欺に関心を持ってもらおうと、小学・中学・高校生を対象とした「U-18の部」を新設。ユーモアにあふれ、孫が祖父母を思う、心温まる作品が多く、前回を上回る1,566作品が全国から届いたという。

「U-18の部」で入賞した「じいとばあ おかねはいつも てわたしで」を詠んだ県内の男子中学生は「詐欺のニュースを見て、祖父母が被害に遭わないことを願って作品を考えた。被害が少しでも減ってほしい」と期待を込めて話した。県警は今後、各作品を啓発活動に活用していく方針だ。