神奈川県警が看護科・福祉科の高校生に高齢者の交通事故防止の授業
神奈川県警本部運転教育課は10月8日、県立二俣川高等学校の看護科と福祉科に通う高校生を招き、高齢者等の交通事故防止等に関する授業を実施した(写真)。
看護師や理学療法士等は高齢者や障害を持った人と接する機会が多いと考えられることから、これらの職業を目指す生徒たちに積極的なアプローチを図ったもの。高齢者の認知機能の低下や病気等が運転に与える影響を知ってもらうことは、医療従事者として高齢者に啓発を行う動機付けとなり、将来の高齢運転者等の交通事故防止が期待できる。
授業では、同課のプロフェッショナルリーダー候補者と作業療法士らが講師を担当。「交通事故を起こすと刑事・民事・行政のそれぞれで責任を負うこと」「認知機能や病気等が運転に与える影響」「高齢運転者や心身に障害を持った人への安全に運転するための支援」などを解説した。


