岩手県岩泉・久慈署が災害警備訓練 豪雨災害に備え連携強化図る

岩手県岩泉・久慈署が災害警備訓練 豪雨災害に備え連携強化図る大規模豪雨災害に備え、岩手県岩泉署と久慈署は初の合同災害警備訓練を岩泉町安家地区で行った。

訓練では「線状降水帯の影響により岩泉署管内で複数の土砂崩れが発生。安家地区への道路が寸断されたため、隣接する久慈署に応援を求め、地域住民と安家駐在所勤務員の安否確認を依頼した」と想定。両署から12人が参加し、安否確認、救出救助、要救助者搬送、倒木等切断(写真)、映像伝送などの訓練を通して連携強化を図った。

岩泉署管内では平成28年に台風10号による甚大な被害が発生。豪雨による土砂流出や河川増水による孤立などへの対策が課題になっている。