交通死亡事故ゼロ「継続5000日」祝う 埼玉県小鹿野署で記念式典
埼玉県小鹿野署は、管内の交通死亡事故ゼロの「継続5000日」を祝う記念式典を開いた。
式典には、署員や交通機動隊をはじめ、小鹿野中学校合唱部や小鹿野町長、地元の交通安全団体らが出席。タレントの山口良一さんが一日警察署長に就任し、「今回の達成は歴史に残るもの。今後もゼロを更新し続けるため協力したい」と意気込みを語った。
同署では5000日の達成を目指し、署庁舎屋上に「交通死亡事故ゼロ○○日達成」の看板を掲げるなどして地域住民の交通安全意識向上に努めてきた。関係団体との啓発活動や、署員一丸となった交差点監視を展開するなど官民一体の活動が実を結び、継続日数は過去最長を記録した。佐藤忍署長は「5000日は節目であり、新たなスタート地点。今後も一人一人の命を守り続けるために、全力で管内の交通事故防止に当たる」と、さらなる更新への決意を新たにした。