海開きにあわせ 沖縄県浦添署が消防等と合同救助訓練

海開きにあわせ 沖縄県浦添署が消防等と合同救助訓練沖縄県浦添署は4月19日、海水浴やマリンレジャーを楽しめる管内の「西原きらきらビーチ」で、消防等関係機関との合同救助訓練、水難事故防止の広報啓発活動を行った。

当日は、11月3日まで開設される同ビーチの海開きで、訓練等には同署地域警察官4人や消防職員6人、ライフセーバー8人が参加。訓練では、釣り人が誤って海に転落したと想定し、ライフセーバーと消防が水上バイク等で捜索に当たり、発見した溺水者役を「ライフスレッド」と呼ばれる救助イカダに乗せて浜辺まで引き上げた。

その後、溺水者役を訓練人形に置き換え、署員と消防職員が人工呼吸と心臓マッサージを行い(写真)、救急車へと運び入れた。署員は救急車の交通誘導にも取り組み、混乱しがちな現場での適切な動線の確保に努めた。

啓発活動ではビーチ利用者に対し、安全に遊泳やレジャーを楽しむためのリーフレット(A5判カラー)約100部を配布した。