年末年始の安全確保へ 千葉県勝浦署がプロボディボーダーの大学生を一日署長に
千葉県勝浦署は年末年始の県民生活の安全・安心の確保に向けて、市内芸術文化交流センター(キュステ)で年末年始特別警戒取締り出動式を実施した(写真)。
この日は若年層の防犯・非行意識向上を図ろうと、管内中学校の女子生徒に式の司会を依頼。勝浦市にある国際武道大学の3年生でサーフィン部に所属する安見春香さんが一日警察署長を務めた。安見さんは、波が形成する斜面を、板に腹ばいになって滑走するマリンスポーツ・ボディボーダーのプロ選手。薬物犯罪の防止に強い関心を持っていたことから、県警側が協力を打診したところ快諾を得られ、今回の委嘱が実現した。
式が終わると、安見さんは参加者らとともに同市内にある商業施設等へと移動。一日署長として、各種のキャンペーンに精力的に取り組んだ。