自転車ヘルメットの着用推進へ 山形県警に啓発キャラクター「マモルーシー」「カブルーシー」が誕生

自転車ヘルメットの着用推進へ 山形県警に啓発キャラクター「マモルーシー」「カブルーシー」が誕生山形県警は動物の親子をモチーフに制作した自転車ヘルメット着用推進キャラクターの名称を、親の「マモルーシー」、子の「カブルーシー」にそれぞれ決めた。県内の自転車ヘルメットの着用率が低調にあることから、キャラクターを啓発活動で活用し、着用に向けた県民の機運を高めていく。

キャラクターは、繁殖期に雄同士が頭をぶつけ合う習性を持つウシ科の「ジャコウウシ」をモチーフに、本部交通企画課の警察官がイラストを手がけた(写真)。親子ともにヘルメットをかぶらせ「頭部を守るため、大人も子供もかぶることが当たり前」との意識づけを図っている。名称は、県民から応募のあった585件から決定した。

警察庁が今年7月に行った調査によると、県内の自転車ヘルメットの着用率は10.2%で、全国平均の17.0%を下回る。県警は今後、ポスターやチラシなどにイラストを載せ、幅広い世代の着用意識向上につなげる。