京都府向日町署で認知症者保護要領等の教養を実施
京都府向日町署は管内のグループホームや病院を運営する「洛和会ヘルスケアシステム」介護事業部から講師を招き、認知症者の保護要領等に関する教養と高齢者模擬体験を行った。
高齢化社会が急速に進む中、同署では府内25署のうち認知症などの行方不明者保護件数が4番目に多いことから、より適正な保護要領等を学ぶ目的。
講義は「認知症の理解と対応~住み慣れた地域から共生社会の実現~」という題で、講師が認知症の症状や特徴について説明した。また模擬体験では、署員が器具を体に装着することで「白内障などの症状があり運動機能が低下した90代の高齢者」の状況を体験した(写真)。