大阪府柏原署が特殊詐欺防止の啓発キャンペーン ミニチュアホースと園児を特別部隊に任命
ウマい話で馬(ば)かみるな―。大阪府柏原署は2月19日、柏原市内に所在する「和種馬ホースランド」のミニチュアホース2頭と、かしわらこども園の園児37人を「特殊詐欺防止特別部隊」に任命し、啓発キャンペーンを開催した。
園児らは、署員や柏原防犯協会の職員と一緒に、園から上市公園まで「特殊詐欺防止」と書かれた旗を掲げて行進。公園到着後は、中島貴世署長に「パトロール異常なし」と報告した。
上市公園内では、無料でミニチュアホースへのエサやりや、一緒に写真撮影ができるなどのサービスが行われ、参加した市民は珍しいミニチュアホースとのふれあい体験を楽しんだ(写真)。
参加した市民から「これだけテレビ等で特殊詐欺って言われてるのにいまだに多いんやね。効果的な対策はないのか」と聞かれた署員は「電話の設定を留守番電話にすることが一番です。犯人は自分の声を録音されたくないので、不審な電話は架からないと思います」と応答。自宅でも簡単にできる防犯対策を伝えた。