佐賀県警がホームセンターで不審者対応のロールプレイング訓練

佐賀県警がホームセンターで不審者対応のロールプレイング訓練佐賀県警は佐賀市内の量販店「ホームセンターユートク南佐賀店」で、爆発物の原料となり得る化学物質の販売事業者に対するロールプレイング訓練を実施した(写真)。「不審者が化学物質を大量に購入しようとする」と想定し、電話による不審な問い合わせと、不審者の来店の二つの状況を設定したうえで、それぞれの場面での着眼点や対応要領を確認した。

訓練後、同店の渕上明央店長は「化学物質を取り扱う事業者として、注意が必要だとあらためて感じた。警察と連携して事件の防止に努めていきたい」と話し、井上利彦警備部首席参事官は「事業者の協力は爆発物原料対策の大きな推進力であり、必要不可欠」と不審情報の積極的な提供を依頼した。