富山県富山中央署の職場体験で中学生が七夕にちなんだ巡回連絡

富山県富山中央署の職場体験で中学生が七夕にちなんだ巡回連絡富山県富山中央署で職場体験中の中学生が、地域警察活動の一つである巡回連絡を行い、安全安心への願いを込めた七夕飾りを訪問先の住民に手渡した(写真)。

職場体験は、県内の中学2年生が5日間、学校外での職場体験や福祉・ボランティアなどに参加し、規範意識や社会性を高める事業「社会に学ぶ 14歳の挑戦」。同署での職場体験に取り組んだ生徒は、地域課員のアドバイスを受けながら「特殊詐欺に気を付けて」「カギかけを忘れないで」と短冊にしたためて七夕飾りを製作。交番員と一緒に一般家庭を訪れ「犯罪や交通事故に気を付けて、元気に過ごしてください」などと、自分たちで考えた言葉で防犯指導を行った。

訪問を受けた住民は「七夕飾りを見て、事故に遭わないように気を付けます」と、生徒の呼び掛けに顔をほころばせていた。生徒は「自分なりに活動を一生懸命にやって、警察の仕事を学びたい」「暑いなか、重い装備を付けて活動する警察の仕事の大変さが分かった」と警察活動に理解を深めていた。