香川県警と海上保安部で警備対策合同訓練を実施

香川県警と海上保安部で警備対策合同訓練を実施7月に開催される「G7香川・高松都市大臣会合」の警備完遂を目的に、香川県警は高松海上保安部(高松市)との警備対策合同訓練を実施した。池田豊人県知事、大西秀人高松市長らも見守った大規模な訓練で、陸海での相互の連携強化とテロ事案対処能力の向上を図った。

訓練には、県警の今井宗雄本部長や旭国雄警備部長、河合潤一郎高松北署長などとともに、海保の橋本第六管区海上保安本部長や長崎警備救難部長、藤吉高松海上保安部長など、両機関から約80人が参加。高松港周辺にいた複数の不審者が、海上と陸上に逃走・潜伏しているとの想定で行われた。

小型船で海上から逃走を試みる不審者を、県警航空隊のヘリが上空から検索し、海保に映像を配信。情報提供を受けた海保の特別警備隊が、ゴムボート2隻で捕捉して制圧した(写真)。