富山県警でプロ似顔絵師による詐欺手口の4コマ漫画を制作
特殊詐欺手口を分かりやすく紹介し、被害を防止しようと、富山県警は県内のイラストレーター・山崎たかし氏に4コマ漫画の制作を依頼した。
山崎氏は北陸初のプロの似顔絵師で、2014年似顔絵世界大会で3位に入賞した実績を持つ。県警からの依頼に、「被害防止に貢献したい」と快諾。詐欺手口を周知する「オレオレ詐欺編」「還付金詐欺編」(写真)「架空料金請求詐欺編」「キャッシュカード詐欺盗編」の4編に加え、犯罪情報等が届く県警メールについて紹介する「安全情報ネットに登録で安心編」の4コマ漫画計5ページを完成させた。
漫画は、詐欺被害防止のために、県民が地区ごとに防犯活動に取り組む「特殊詐欺被害ゼロ地区運動」で配布された。県警は今後、市町村を通じて高齢者宅などに届けることも予定している。