福井県警がネットワークカメラシステムの運用開始 交番と署を結び対話可能

福井県警は3月24日から、県警の閉域ネットワークを活用したネットワークカメラシステムの運用を始めている。

県内の10署全44交番が対象で、交番勤務員の不在時にも来訪者が署員と双方向で対話できるほか、緊急通報装置が発報すると本部通信指令室や署に映像・音声が緊急配信され、直ちに必要な指揮や警察官の派遣を行うことが可能となった。

運用開始からの1カ月間で遺失拾得や警察安全相談など約300件の活用実績があり、緊急時の即応性や安全対策の強化など、多方面で絶大な効果を発揮している。