長野県警の生活安全部で新体制発足
長野県警は今春の組織・定員改正に伴い、「生活安全部新体制発足式」を開いた。
新体制では、旧人身安全・少年課を「人身安全対策課」に改組して人身安全関連事案への対処体制を強化するとともに、少年サポートセンターを「生活安全企画課」に、少年事件係を「生活安全捜査課」(旧生活環境課)にそれぞれ移管。「生活安全企画課」には地域安全推進係と特殊詐欺抑止対策室を統合した「総合犯罪防止対策室」も附置して犯罪予防部門を集約する一方、「生活安全捜査課」へ事件捜査体制を一元化した。
また、「サイバー捜査課」には警務課からサイバーセキュリティ戦略推進室が移管されたほか、今年度の地方警察官の増員もあり、サイバー空間における対処能力の強化が図られた。
式では鈴木達也本部長による訓示の後、布施谷明子生活安全企画課長が宣誓を行った(写真)。