長野県警で大学生ボランティアのサイバーパトロール
インターネットに起因する犯罪や被害を未然に防止するため、長野県警で大学生ボランティアによるサイバーパトロールが行われた。
県内に所在する3大学の学生10人が参加。人身安全・少年課や生活安全企画課、サイバー犯罪捜査課の警察官から、子供の性被害の発生状況、電話でお金詐欺(特殊詐欺)の被害状況、サイバーパトロールの実施要領について教養を受けた後、実際に端末を使用して不適切な書き込みなどの発見に努めた(写真)。
パトロールで検索したワードは「パパ活」「家出少女」「闇バイト」「高額報酬」など。児童の性被害や、詐欺への加担につながるおそれがある書き込みを発見した場合には、警察官が投稿者に注意喚起したほか、サイバー犯罪捜査課員の指導で学生がインターネット・ホットラインセンターに通報した。