神奈川県伊勢原署が「大山」で山岳遭難防止キャンペーン
神奈川県伊勢原署は4月28日、伊勢原市・大山阿夫利神社の下社境内等で山岳遭難防止キャンペーンを展開した。
日本遺産「大山詣り」で知られる大山は、丹沢山系に属する標高1252mの山で、首都圏からのアクセスも良く、毎年多くの登山者が訪れる。その反面、昨年中は77件・91人の山岳遭難が発生しており、県内全体(183件・209人)の約4割で最多を占めるなど深刻な状況となっている。
今回のキャンペーンでは、登山届の重要性等を訴え、未提出の人にはその場で記入してもらう広報啓発活動を展開(写真)。安全に登山を楽しむためにも万全な態勢で臨むよう、精力的に呼びかけた。