万引き被害が急増 広島県警が小売店事業者と連絡会議
県内で万引き被害が多発していることから、広島県警本部生活安全総務課は小売店事業者や警察署の防犯担当から約30人を集め「万引き防止連絡会議」を開いた。
今年10月末までの被害件数は2,120件で、昨年同期より405件も多い。こうした情勢を踏まえ、被害実態の共有に努めるとともに、お金をかけないですぐにできる「声かけ」などの有効性を訴えた。
会議では、万引きの防止対策に知見を有する香川大学教育学部・大久保智生准教授も講演し「店員の声かけが店の明るい雰囲気づくりと万引き防止につながる」と訴えた(写真)。